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−続・ガラス原料あれこれ(60)−
[ガラス工房探訪]
もう4月もおしまい。
今年は、桜がたくさん楽しめましたね。
今は緑が日々濃くなって、行楽にぴったりの季節となりました。
このゴールデンウィークも好天が予想されています。
さて、今回のテーマは「ガラス工房探訪」です。
当社もガラス工芸担当のスタッフが4月から増員されました。
これまでは、なかなか全国のガラス工房様をきめ細かく
廻ることが難しかったのですが、これからは出来るだけ
実際に工房を訪ねて、色々なご要望やご質問を直接お伺いする
機会を増やして行きたいと思っています。
それと同時に、ガラス工芸広場のページに各工房の詳しいプロフィールを
差し支えない範囲で紹介したり、写真を掲載したいと考えています。
現在、全国ガラス工房案内のページには285件の工房が紹介されて
います。その中には、ガラス・メーカーや各教育機関なども含まれて
いますが、いずれにしても大変たくさんの数の工房があります。
その多くは吹きガラス系の工房です。それからキルンワーク系の
工房が続きます。
その中でも、その活動内容は工房ごとに違っています。
作品を作っておいて、定期的に個展を開いて販売するケース。
ガラス製品を作って、ショップ・ルートなどで販売するケース。
ガラス教室や工芸体験を主に行っているケース。
地方公共団体などが主体に運営しているケース。
企業がショップ、工房を一体に運営しているケース。
いずれにしても、工房を経済的にしっかりペイさせて運営していく
というのは、とても大変なことのようです。
スタジオ・ガラスという形は日本でもしっかり根付いて来ました。
でも、まだまだ消費者にはガラスは洋モノという感覚があるようで、
生活の器としてガラスが広く用いられるという状態にはなっていない
ようです。
その意味でも、手前味噌になりますが当社の和色シリーズの
ような日本人の感性を活かしたガラスの器というスタイルがもう少し
出てくれば、たとえば和食の場面でもっとガラスを使ってもらえるよう
になるのでしょうか。
ガラス工房をたくさん訪問することで、そういう今の日本での
ガラス工房の実際をつかむいい機会になればいいなと思います。
日本はとても広いです。ガラス工房は北海道から沖縄まであります。
全部訪問することは難しいでしょうが、出来るだけ、たくさん
訪問するつもりです。
そして、得られた情報なり現状を、またガラス工芸広場やこの
メールマガジンでご紹介したいと思います。
※(続・ガラス原料あれこれは当社のメールマガジンのバックナンバーです。)
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