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−続・ガラス原料あれこれ(21)−
[ニューガラスって何?]
景気の回復が、かなり現実のものとなってきたようです。
株価もここ数年の高値を更新し続けていますね。
ITという言葉に代表されるインターネットや技術革新に
よって生まれた新しい製品の登場が景気を押し上げています。
ITの定義はさておきますが、IT関連に良く登場するのが
ニューガラスというガラスです。高機能、高品質のガラスですね。
ところで、ニューガラスの定義というのは、実はあまり明確ではありません。
従来からのガラスと比較して、新たな物性、機能を持つガラスを
一般にニューガラスと呼ぶようです。
本来は、従来の溶融法ではなく、CVD(化学蒸着法)やゾルゲル法など
これまで無かった方法で作られたガラスを指していたようですが。
当社ももちろんニューガラスの分野でも、いろいろ関わっています。
当社が関わっているガラス素材の対象製品としては、
プラズマTV、ハードディスク、プロジェクター、携帯電話など
非常に多岐に渡ります。
(あまり具体的にお話出来ないのが残念ですが)
それらのガラスは、それぞれ、すごく耐熱性があるとか、
低い温度で軟らかくなるとか、薄くしても強度があるとか、
さまざまな高機能性を持っています。
これらの製品に使われるガラスは、従来のガラスよりも
化学組成も違いますし、品質規格もよりきびしくなります。
また、たとえばコップのように何かの形に成形するのではなく、
素材としてガラスがそのまま(たとえばガラス粉末)
使用される場合も多いのです。
当社も、ガラス工芸という感性をとても必要とされる分野と、
一方で品質管理のきびしい最先端のニューガラスの分野と
どちらも一生懸命取り組んでいます。
またそれぞれの分野でつちかったことを、他分野でも
活かすようにこころがけています。
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