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−続・ガラス原料あれこれ(57)−
[和色の色名(4)]
第57回 和色の色名(4)紫苑色
明けましておめでとうございます。
今年も、サングラスのメールマガジンをよろしく
お願いします。 波乱の2009年が明けました。
新年の挨拶廻りでも、今年の景気への不安が良く聞かれました。
でも、せめて気持だけは明るくして前向きに目の前の
仕事に取り組んで行きたいと思っています。
そんな中、フリットシリーズ(濃色)の和色4色がようやく
販売開始出来ることになりました。
http://www.sun-glass.co.jp/news/index.html
現在、ご注文頂きました当社のサングラス・カラーシリーズの
納品の際には、和色4色のフリット・サンプルも添付させて頂いております。
また、サンプル送付ご希望の方は、気軽に当社までメールまたは
お電話頂ければ、すぐに発送致しますのでよろしくお願いします。
さて、今回のメールマガジンのテーマはその和色シリーズ最後の「紫苑色」です。
紫苑は、秋のはじめに花を咲かせるキク科の植物です。
紫苑色とは、その紫苑の花のような少し明るめの紫です。
王朝時代より親しまれた色目で、大宮人の衣服の色としてとても 好まれていたようです。
また、江戸小紋にもこの色が良く使われたようです。
淡い紫で、微妙な色合いがやはり和の雰囲気を良く表現している色だと思います。
これで、渋い緑色の抹茶色、江戸の色を代表する藍色の鉄納戸、緑めの茶色の利休茶、
それから落ち着いた明るめの紫の紫苑色と 4色揃いました。
これからどんどん新色を追加していく予定です。
日本にしかない和色の世界をどんどん充実させて行きたいと 思っています。
また、当社は前回お伝えしたように、原料価格の変動に先取りして、
今年初めからAスキの価格を値下げさせて頂きました。
また、顔料(コバルト、希土類)系を使用するバッチも 値下げ対応させて頂きました。
これからもユーザーの皆様への精一杯のサービスを心がけ、
価格変動などに臨機応変に対応したいと考えております。
今後とも、サングラス製品のご愛顧のほど、よろしくお願いします。
※(続・ガラス原料あれこれは当社のメールマガジンのバックナンバーです。)
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